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制作前に抑えたい、求人専用のホームページでポイントとなるコンテンツとは?

近年の時流もあり、リモート業務やWeb会議などによって遠隔同士であっても交流できる幅が広がりました。
採用活動においては、ターゲットを自社の拠点付近に住まう人から、リモート業務を前提として全国に対象を拡げた企業様もいらっしゃるかと思います。

Web面接の機会なども増えたことで、ますます採用活動におけるWebの立ち位置は重要になっています。
Web上での採用活動を積極的に行うために「求人専用のホームページを制作しよう」「簡素な求人ページしかなかったので充実化させよう」という議題も社内で挙がっていることかと思います。

そこで本記事では、エムハンドの制作実績から求人専用のホームページにおける、重要なコンテンツについて考えていきます。

改めて抑えたい、求人専用のホームページを制作する目的とは

まずは求人専用のホームページを制作する目的について、改めて抑えておきましょう。

求人専用のホームページを制作する最大の目的は「求人」

求職者にホームページを閲覧してもらい、求人の応募をしてもらうことが一番の目的です。ユーザーが求人の応募を決めるためにはどのような情報が必要なのかを考える必要があります。

求人専用のホームページを制作する理想的な目的は「採用後の離職率を下げること」

かなり理想的な目的とはなりますが、採用者がすぐに離職してしまうのはできるだけ避けたいものです。もちろん、採用者が実際に働く環境の要因はかなり大きいですが、応募前にホームページを閲覧した段階で、会社のイメージと実情の乖離を可能な限り解消できれば理想的といえるでしょう。

以上の目的を踏まえた上で、弊社の制作実績から注目いただきたい求人専用のホームページのコンテンツをいくつかご紹介していきます。

制作実績からみる求人専用のホームページのポイントとなるコンテンツ例

実際にエムハンドが制作した求人専用のホームページから、ポイントとなるコンテンツ例をみていきましょう。

NTTデータMSE様 リクルートサイト

http://nttd-mse.com/recruit/

「はじめに」コンテンツ

求人応募を検討しているユーザーに対して、会社を知ってもらうためのコンテンツです。現在の事業内容はもちろんのこと、会社の成り立ちから今後目指していく未来まで網羅した内容になっています。過去、現在、未来の会社像を提示することで、「なんとなく」ではない、より具体的な会社のイメージを抱いてもらうことが期待できます。

はじめに知る、NTTデータMSE
http://nttd-mse.com/recruit/company/index.html

歴史から見る、プレゼンス
http://nttd-mse.com/recruit/company/history.html

違いが分かる、事業と技術領域
http://nttd-mse.com/recruit/company/business.html

未来を変える、活動トピックス
http://nttd-mse.com/recruit/company/topics.html

トップが語る、NTTデータMSEの未来
http://nttd-mse.com/recruit/company/message.html

「人財育成について」コンテンツ

http://nttd-mse.com/recruit/work/training.html

会社の人材育成について紹介したコンテンツです。会社の人材育成に対する考え方からはじまり、実際の仕組みや具体的な研修内容を網羅した内容です。人材育成の仕組みや内容を具体的に提示することで、応募を検討しているユーザーは入社してからの働くイメージをより鮮明に行うことができます。入社前と入社後の実情のミスマッチの解消が期待されます。

NECネッツエスアイ様 リクルートサイト

https://www.nesic.co.jp/recruit/candidate/

「クロストーク」コンテンツ

社内の座談会形式のコンテンツです。特徴としては異なる部署間のトークであることです。クロストークの意義は、各部署・各社員のやりとりによって会社全体の実情を求職者に提示することにあります。話す内容としては社員インタビューと似たところもありますが、社員インタビューはあくまでも個人に限定され、社員個人ベースの仕事内容、働き方にフォーカスした内容となります。

一方のクロストークでは、社員個人ベースの仕事内容や働き方に対して、別の社員の仕事内容、働き方が提示され、会話が生まれます。複数の部署、複数の社員の情報や意見が集まることで、求職者に対しては会社の全体像を提示することができます。社員間の関わり方も見えてきますので、より実情に近い社風を伝えることもできるでしょう。なお、クロストークは社員インタビューとは別視点で会社を見せるコンテンツですので、社員インタビューとあわせて掲載できればより効果的になる可能性があります。

それぞれの視点から見た、NECネッツエスアイ
https://www.nesic.co.jp/recruit/candidate/talk/01/

働き方は、もっと自由に。
https://www.nesic.co.jp/recruit/candidate/talk/02/

「働く環境」

人材育成制度や福利厚生、労働環境を紹介したコンテンツです。「人材育成」「働く環境、福利厚生」「データからみる働き方」の3種類のコンテンツを独立したページとして設けています。特徴としては、豊富にある福利厚生の制度を可能な限り開示していることが挙げられます。
また「データからみる働き方」のコンテンツでは、平均残業時間や昨今では活発化しているテレワークの実施状況、社員の年代や普段の昼食、通勤時間などまで事細かな内容がデータとして紹介されています。
働く環境や働いている人を詳細かつ具体的なコンテンツに落とし込むことで、求職者は自分が働く姿を鮮明にイメージできる可能性があります。

人材育成・研修制度
https://www.nesic.co.jp/recruit/candidate/recruitinfo/education.html

働く環境・福利厚生
https://www.nesic.co.jp/recruit/candidate/recruitinfo/welfare.html

データからみる働き方
https://www.nesic.co.jp/recruit/candidate/company-data.html

ポイントとなるコンテンツの作成は社内の協力が不可欠

求人専用のホームページを制作する前に抑えておきたい内容として、ポイントとなるコンテンツをご紹介いたしました。
今回ご紹介したコンテンツでは、特に「データからみる働き方」「クロストーク」などは有用なものとなる可能性がある一方で、コンテンツの作成にあたっては社内の協力が必要となり、コストも生じます。

とはいえ、採用活動をWeb上で完結するためには会社説明会などで話していた内容や、ともすればそれ以上のものを提供する必要があります。
魅力ある求人専用のホームページを制作するためには、社内を巻き込んだコンテンツの作成も一度ご検討いただければと思います。

株式会社エムハンドディレクターチーム

クライアントの本質的な魅力や課題を適切に引き出し、それをもとに提案から進行管理、予算管理まで、プロジェクトを動かす役割を担っています。

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