お客様の寄り添い、新たな生活/未来の扉を開くサイト

注文住宅のコンサルティング、不動産仲介を手掛ける、株式会社RHR union様のコーポレートサイトを制作させていただきました。
サービスのターゲットは、注文住宅で理想の暮らしを手に入れたいと考えるアッパー層。設計をはじめ、各分野からスペシャリストが集い活動するプロフェッショナルとして、土地探しから物件の売却まで、どのフェーズでもお客様に寄り添ったコンサルティングを得意としていらっしゃいます。
制作にあたって企業ロゴの制作もご発注いただき、「お客様の未来の扉を開く」をロゴ・サイト共通のコンセプトとしてデザイン開発を行いました。

ご依頼の経緯

立ち上げから2年目に入り、積極的な事業展開を検討されはじめたRHR union様。Web上での集客を図るためにも、サービスイメージを訴求するためにも、ブランドサイトが必要だというお考えの元、ご相談いただきました。
新規問い合わせの拡大を図るため、企業としての今後の展開や展望を詳細にヒアリング。ご代表と二人三脚で要件定義をスタートし、このサイトで実現したいことをひとつずつ洗い出していきました。

課題・改善提案

Mission

制限をチャンスに。情報の少なさを逆手にとった提案

本プロジェクトがスタートした段階では、「どんなことをやっている会社なの?」「メインの価格帯は?」といった企業としての方向性も策定中だったため、サイトに掲載できる情報には制限が。しかしヒアリングを続けるなかで、そのことを逆に強みとして表現することで、他社と明確に差別化できるのではと気がつきました。
通常、注文住宅メーカーでは自社の施工技術が確立されているため鉄骨造なのか、木造なのか、どんな工法でつくるのか決まっていることが多く、お客様は選べる立場にないことが一般的です。その点、RHR unionでは、パートナーとして複数の工務店さんと契約しているため、希望の間取りや予算に合わせて工務店さんを選択できるという強みがありました。
さらに設計の打合せ回数にも制限を設けていないということも、お客様が主軸となって家づくりを行うことのできるポイント。寄り添う姿勢が伝わるようなコピーやコンテンツづくりをご提案しました。

企画設計

Planning and design

「Make it together」をテーマに、お客様に寄り添う姿勢を表現

土地探しから物件売却まで、幅広い分野のコンサルティング事業を本格的化させる段階だったtめ、実績を主体にせず、お客様に寄り添った「企業の特長」を中心に訴求していく形で設計しました。
特徴は大きく4つに分けて表現。

・お客様のご要望を最優先にしたデザイン
・設計士同席での土地探し、お打ち合わせ
・契約前に施工店・工法のセレクトが可能
・業界の水準を下回るデザイン料金

仲介、設計、施工専門ではなく、コンサルティングだからこそお客様の要望を叶えられるサービスということがわかる構成としています。
また、注文住宅だからこそ実現できることの幅広さを伝える「注文住宅で素敵な暮らしを」のコンテンツでは、キッチンや書斎、ファミリークローゼットなどの人気の間取りや設備を集め、「注文住宅だと何ができるのか、どういったところがいいのか」を魅力的に訴求しました。

デザイン・開発

Design and development

注文住宅ならではの「こだわり」を随所に表現

全体的なデザインは、注文住宅の魅力を写真で大きく表現しながら、コンサルティングファームである専門性を強調し、モダンで高級感のある雰囲気に。
同時にご発注いただいたロゴは、開きかけている扉をモチーフにしたデザイン。「RHR unionとともにお客様の未来の扉を開く」というポジティブな意味を込めています。RHRの文字はドアの木目として組み込み、横線の位置は黄金比で制作することで、RHR uniionの徹底したこだわりと品質を落とし込みました。
「NEXTページ」ボタンのデザインにはロゴモチーフを踏襲し、扉を開くアニメーションで自由さや開放感を演出しています。
また、特に力を入れた実績紹介のページでは、写真を羅列するだけの構成ではなく、こだわりをキャプションで表現できるほか、物件ごとにレイアウトを作り替えられ、注文住宅のよさを感じられる、情報と情緒に溢れた設計としています。

サイトに掲載できる情報が限られていたなかで、試行錯誤して制作した本サイト。ご代表と密な打合せを重ねて完成した際には、大変お喜びいただきました。
周りの友人知人にもエムハンドのことをご紹介くださり、Webサイトの制作を検討しているというご友人からは、実際にお見積りのご依頼をいただきました。
1番の目的であったwebからの新規問い合わせは、いくらか獲得できているとのこと。今後は実績ページはもちろん、コラムページの専門記事を一つひとつ増やしていただき、検索ワードからの流入を増やして更なるお問合せ増に繋げていただきたいです。

Next Project

Story 04

ティーアラウンド株式会社