歯科医院の経営において、利益が大きいインビザラインやインプラントなどの自費治療の集患対策は重要なポイントのひとつです。
これらの訴求力を高めるために、自費治療の情報をより充実させた専門サイトを作成することは、Web戦略として非常に有効な施策として広く知られていることかと思います。
しかし自費治療に特化した歯科医院のホームページ制作を検討する中で、どのような内容を掲載するべきなのか迷っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事では弊社の実績から、自費治療の歯科医院ホームページに掲載されている内容と、その傾向についてご紹介いたします。
ぜひ参考にしてみてください。
掲載内容の抜粋方法
自費治療の歯科医院ホームページに掲載されている内容は多岐に渡ります。
そのため、今回ご紹介する内容な下記の条件で統一しました。
- 紹介する内容はグローバルナビに掲載している内容
- 基本的な内容となる「診療内容」「アクセス」「料金」は除外
自費治療特化の歯科医院ホームページに掲載されている内容
それでは弊社の実績から、下記の2つのジャンルに分けてご紹介していきます。
- インビザライン矯正、矯正
- インプラント
インビザライン矯正、矯正
たけち歯科様 マウスピース矯正ページ
医院ホームページの下層に設けられたマウスピース矯正の特設ページです。
1ページ単体で予約まで行ってもらえることを想定したLPに近い構成内容です。
主な掲載内容
- インビザラインの特徴
- 医院独自の強み
- 対象年齢と治療期間
- 治療の流れ
- インビザラインに向いている方
- Q&A
くわばら歯科医院様 インビザライン矯正サイト
https://xn--1lqw31ektidiz.com/
インビザライン矯正の特化サイトとして医院ホームページとは別で立ち上げられたものです。
主な掲載内容
- 当院について
- マウスピース矯正について
- お悩み相談室
岡山アライン矯正歯科様
https://okayama-align-kyousei.com/
こちらは医院そのものが矯正に特化されているため、独立した矯正特化サイトではなく、あくまでも医院のホームページとなります。
主な掲載内容
- 当院について
- 矯正治療とは
- マウスピース矯正クリニックとは
インプラント
いくま歯科医院様 京都・伏見インプラント相談室
https://www.implant-dental-kyoto.com/
医院サイトとは別に設けられているインプラント特化サイトです。
主な掲載内容
- 当院のこだわり
- Q&A
- セカンドオピニオン
- インプラント治療について
医療法人笹木歯科クリニック様 インプラントサイト
https://sasakidentalimplant.com/
こちらも医院サイトとは別で制作したインプラント特化サイトです。
主な掲載内容
- 当院について
- 当院のこだわり
宮地デンタルクリニック柏の葉様 インプラント専門サイト
同様にインプラントに特化した専門サイトです。
主な掲載内容
- 院長紹介
- インプラント治療とは
- Q&A
くわばら歯科医院様 インプラントサイト
https://www.kyoto-ctimplant.com/
インビザラインでもご紹介した医院様です。
インプラントでも特化サイトを設けられています。
主な掲載内容
- 選ばれる理由
- 当院のご紹介
- インプラントについて
- 治療方法
- よくあるご質問
自費治療特化ホームページの掲載内容の傾向
今回ご紹介した自費治療特化の歯科医院ホームページに共通して掲載されている内容を大きく分けると、以下のようにまとめられます。
医院独自の特徴や強み
医院の説明やこだわり、医院独自の治療に関しての内容です。
歯科医院のホームページが数多く存在している昨今、「自費治療特化のホームページ」を設けること自体が他院との差別化を図ることに繋がります。
しかし、特に競合が多いエリアでは自費治療特化のホームページ、または自費治療の特設ページを設けている歯科医院は一定数あるでしょう。
このような場合、ホームページを設けるだけではなく、医院独自の特徴や強みを掲載して他院との差別化を図る必要があります。
治療を迷われている方に向けたコンテンツ
Q&Aや各治療に関しての解説文が該当します。
「お悩み相談室」という名称でページを用意されている医院様もいらっしゃいます。
自費治療は患者の金銭的な負担も大きくなります。
すぐに治療を受けよう、相談してみようとはなかなか判断できないかもしれません。
そこでQ&Aや解説文が役立ちます。
あらかじめユーザーが抱える疑問や不安に応えることで、「この歯科医院は信頼できる」と思ってもらえる可能があります。
信頼性の獲得は、ユーザーが予約や相談を行うための後押しになることが期待されます。
ホームページに掲載する内容は医療広告ガイドラインにも気を付けよう
以上を踏まえると、自費治療特化の歯科医院ホームページには医院の独自性と、ユーザーに寄り添ったコンテンツが必要といえるでしょう。
ただし、このようなコンテンツを用意する上では「医療広告ガイドライン」にも気を付ける必要があります。
一定の基準(限定解除)を満たせば掲載できる内容にもある程度幅が出ますが、それでもNGな表記は多数あります。
自費治療の歯科医院ホームページでよくある例としては、「患者様に最適な治療を」「最大限痛みに配慮した」といった表記です。
文章内に【最適】【最大限】などの比較級表記があると医療広告ガイドラインでNGとなりますので注意が必要です。
歯科医院独自の内容を掲載したホームページを設けましょう
自費治療の歯科医院ホームページに掲載されている内容とその傾向を弊社の実績からご紹介いたしました。
医院の特徴や強みはもちろんですが、治療を悩まれているユーザーに寄り添ったコンテンツにおいても医院の独自性の目線で応える内容があるとより訴求力が強まる可能性があります。
可能な限り、ユーザー目線かつ、医院独自の内容を掲載したホームページの制作を心がけましょう。
なお、今回ご紹介した内容以外にも本サイトでは弊社の実績をご紹介しています。
エムハンドの制作実績
ご興味があればぜひご覧ください。