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言葉に悩むあなたに。文章作成を助けてくれる便利ツール9選

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コンテンツマーケティングが注目される中、ウェブコンテンツやブログ、ソーシャルメディアなど、多くの方が文章を書く機会は増えているのではないでしょうか。でも、文章が苦手だという方は案外多く、書くことが負担、言葉に悩むことが多い…という声を耳にすることもあります。今回は、そんな方にも役立つツールをご紹介します。

以前の「プロのWebライターも使っているブログを書くときの便利ツール、厳選2+2」では、校正や文章チェックのツールをご紹介しました。今回は切り口を変え、「イメージに合う言葉が浮かばない」「表現に迷う」など、言葉選びや推敲の助けとなるツールやサービスを、ピックアップしてみたいと思います。

おすすめオンライン辞書

言葉に行き詰まった時の頼りといえば、まずは辞書。書籍タイプの辞書と違って、オンライン辞書は関連情報へのリンクも豊富。言葉を起点とした情報収集にも役立ちます。そこから、新しい文脈を見つけるきっかけにもなることも…。お気に入りの辞書を決め、定期的に言葉に触れるようにすると、ボキャブラリーも豊かになります。

weblio

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様々な辞書の機能を集約した、いわば統合型の辞書。辞書機能では、独自データベースの他、ウィキペディア、IT用語辞典バイナリ、生物学用語辞典、植物図鑑、タレントデータベースなどの多くのデータベースも統合的に検索可能。さらに、対義語辞典、英和・和英辞典、日中・中日辞典、日韓・韓日辞典、古語辞典、手話辞典、インドネシア語辞典、タイ語辞典、こんなにも多数の辞典が使えます。

特に便利なのは類語辞典。日本語WordNetの類語辞典と、シソーラス(言葉を同義語や意味上の類似関係で分類したデータベース)の検索結果を表示してくれます。文章を書いていると、「同じ単語は繰り返したくない」「でも、どう表現すればいいか…」と悩む場面は非常に多いもの。そんな時に、「こんな言い方があったのか」と、驚くほどたくさん言い換えを提示してくれます。

URL:http://thesaurus.weblio.jp/

goo辞書

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goo辞書も同じく国語辞典、英和辞典、和英辞典などの辞書(合計約46万語)がオンラインで利用できます。言葉を入力してすべての辞書で一括検索すると、それぞれの該当ページへのリンクを表示してくれます。また、検索ワードを維持したまま辞書を切り替えたり、WEB検索もできたりなど、とても操作性のよいインターフェイスになっています。

単に知らない言葉を調べるという使い方だけでなく、言葉の使い分けや例文などから、文脈を考えるヒントも得られる使い勝手のいい辞書サービスです。

URL:http://dictionary.goo.ne.jp/

日本語入力ソフトを変えてみる

IME(日本語入力ソフト)と言えば、Windowsの「Microsoft IME」、Mac OSの「ことえり」が一般的。多くの方がそのまま使っていると思いますが、パソコンで文章を書くことが多いなら、他にも選択肢はあります。

Google 日本語入力

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Googleが無料提供する日本語入力ソフト。俗に「Google IME」とも言われているようです。「変換の煩わしさを感じさせない思いどおりの日本語入力を提供する」というコンセプトどおり、なかなかのスグレモノです。入力された読みを漢字に変換するだけでなく、かなり意を組んだ変換候補を提示してくれます。

例えば、「ごめん→(_ _;)」「ありがとう→m(_ _)m」などと絵文字に変換できたり、「きょう」と入力すると今日の日付(年月日)を表示してくれたり、スペルに自信がない英語は「マーケティング→marketing」などと英語に変換してくれたり…と、書ききれないくらい便利な機能があります。変換候補に「機種依存文字」などの補足情報を表示してくれるのも重宝。特にブログ、メルマガなどの文章を編集する事が多い方には、かなりおすすめできます。

URL:http://www.google.co.jp/ime/

ATOK(+記者ハンドブック辞書)

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ATOKはジャストシステムが販売する日本語入力ソフトですが、報道各社や企業の広報部門などで原稿作成の指標とされている「記者ハンドブック」に準拠した変換辞書をオプションで追加できます。現在準拠しているのは「共同通信社 記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集」。このハンドブック単体の電子版は販売されていないので、ATOKのアドインとして利用できるのは便利です。

独自の表記ルールを定めていないサイトでも、記者ハンドブックに準拠すれば表現統一が可能に…。多人数が編集や更新にかかわる場合でも、入力段階で表記を統一できるので、文章の質をあげ、業務効率化につなげることもできます。有料の製品ですが、月300円で常に最新のプログラムと辞書・辞典コンテンツが使える「ATOK定額制サービス」もあります(記者ハンドブック辞書は別途オプション)。

URL:http://www.justsystems.com/jp/products/dic_kyodo/

ツールで言葉のトレンドを探す

言葉にもトレンドがあります。今流行っている言葉や注目されている言葉を使いたいという時に、探せるツールやサービスです。

Googleトレンド

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あまりにも有名なツールなので、知らない方はいないかもしれません。最近流行り始めているワードは何か?特定の言葉の検索動向が知りたい、などというという時には、このGoogleトレンドが便利です。時系列変化や、複数の言葉の比較もグラフで一目瞭然。その言葉を含む記事に、ネット上で需要があるのかどうかを知る手がかりにもなります。

URL:http://www.google.com/trends/

kizashi.jp

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ブログ上の話題の集積解析から口コミの話題ランキングを提供するサービス。10分毎に更新されるランキングで、「今、注目の話題」がわかります。これも、有名な定番サービスです。今日はブログに書くネタがないなあ…などという時に、ヒントが得られることがあります。

各ワードから、それについて書いているブログのリストも表示されるので、言葉探し以外にマーケティングリサーチにも役立ちます。

URL:http://kizasi.jp/

キザシペディア

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電通総研が提供するサービス。これから生まれる新しいトレンド、いわば「未来のトレンドの種」ともいうべき新語に着目したトレンド用語辞書です。常時、新語の発生状況をチェックし、注目すべき新語を「キザシワード」として発信しています。これをチェックすることで、近未来の社会や生活者の動向を先取りできます。用語の数はそれほど多くありませんが、書くテーマの発見につながるだけでなく、マーケティングのヒントも得るのにも役立ちます。

URL:http://dii.dentsu.jp/project/kizashi/

遊び感覚のツールで発想を転換!

最後に、ごく軽いツールを2つ紹介します。「言葉が浮かばない」「煮詰まってしまった」という時に、遊び感覚でちょっと使ってみてはいかがでしょうか。思いがけないヒントが得られるかもしれません。

コピーメカ

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2つのキーワード(一般ワードと商品名)を記入し、消費者の行動(動詞)を選択。それだけで、7パターンのキャッチコピー案を表示してくれます。アウトプットされる文章は、意外とオーソドックス。おそらく、コピーライティングの基本パターンを登録していると思われ、やってみると、構文のヒントが得られることがあります。遊び感覚で楽しめて、言葉の力を再認識。刺激がもらえるツールです。

URL:http://www.copymecha.com/

ホッテントリーメーカー

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タイトルで最後まで悩むことは多いと思います。特に、バズりそうな記事タイトルを作成したい時に、このホッテントリーメーカーを使えば、いいアイデアが浮かんでくるかもしれません。

その名の通り、はてブのホッテントリ(話題の記事)入りしたタイトルに見られる代表パターンに、入力した言葉を当てはめて合成して提示してくれるというだけのツール。吹き出してしまうような結果になることもありますが、それが意外と発想の転換になったりもします。ちょっと気分転換して頭を柔らかくしたい時に、おすすめです。

URL:http://pha22.net/hotentry/

今回のまとめ

以上、文章作成に役立つ便利なツールをご紹介しました。文章を書いていて煮詰まった時は、あとから思うと思考が狭いところに入り込んでいることが多いもの。ご紹介したツールは、そこから抜け出すきっかけを与えてくれると思います。発想の転換のためにも、ぜひ、上手に活用してみてください!

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