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自作のホームページで陥りがちな6つの落とし穴

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ホームページはただ作れば良いという訳ではありません。

何も考えずに作ってしまえば労力やコストだけかかって、何も得られないということもあります。

こちらでは、主にホームページ作成における6つの落とし穴を紹介していきます。

ホームページ作成 6つの落とし穴

落とし穴1.ホームページを作る目的があいまい

自分で行うホームページ制作における落とし穴は、そもそもなんのためにホームページを作るのか、その目的すらあいまいである場合に起こりやすくなります。

ホームページには情報公開のため、交流の場をつくるため、商売をするため、このような目的はあるはずです。しかし、何に一番重点を置くかがあいまいだとコンセプトが中途半端になり、来訪客がどのようにホームページを利用していいのか戸惑ってしまいます。

落とし穴2.ホームページに盛り込む内容が弱い

ホームページに盛り込む内容が、ほかのホームページに書いてあるようなありきたりな知識や、自分の商品やサービスがいかに優れているかを記載したひとりよがりなものである場合、失敗します。

人の役に立つ、ほかでは得られない知識が得られる、ほかの商品にはない魅力があるということが、ホームページのコンテンツから伝わってこない限り、お客さんの目に留まることはなく、成約数も増えません。

落とし穴3.全体的にくどい

コンテンツと関連する部分ですが、デザインなら無駄な装飾や大きな画像、テキストなら回りくどい言い方や派手なコピーなどがあると途端に怪しさが増します。これは個人の趣味や嗜好性によって左右される部分が大きいので、ホームページを作ったら一度ほかの人に見てもらい、アドバイスをもらうと良いでしょう。

落とし穴4.来訪した人が迷子になる

成約ページまでスムーズに行けないとストレスを感じ、カートの商品を放置したまま、ホームページを離脱してしまう人が多くなります。加えてほしい商品にたどり着くための導線がスムーズでない場合も同様に、商品探しをあきらめて途中で帰ってしまう人が多くなります。

自分でホームページを作る場合、客観的な視点が欠落しがちになるため、お客さんが商品を探し、カートに入れ、スムーズに決済できるまでの導線が整理されずに公開されているケースが多いのです。このゴールまでの導線がしっくりいかないものも代表的な落とし穴の一つと言えます。

落とし穴5.説得力がない

商品やサービスがなぜ秀でていて、なぜあなたのために役に立つのか。ホームページのコンテンツでこの部分を説得力のあるものにしないと、商品は売れません。

ホームページのコンテンツはいわば営業マンです。彼らの営業トークを作り上げるのはホームページを作っているあなたです。クロージングまでスムーズに構築できないホームページでは成果は期待できません。営業ツールとして詰めて考えられない、これも落とし穴の一つです。

落とし穴6.SEO対策が無策

ホームページのコンテンツを定期的に更新し、増やしていくことで検索結果の上位に表示されるようになり、訪問者も増えていきます。こうしたメンテナンスを行わず放置してしまうとホームページは成長しないまま、集客も増えていきません。長期的なSEO対策に対する軽視も落とし穴の一つに数えられるでしょう。

基本的なことを知ろう

ホームページ作成を自分や誰かほかの人に、あるいは業者に依頼する場合でも、大前提としてそのホームページをどのようにして多くの人に見てもらうか。ここをまず考えなくてはなりません。

そのためには、ホームページについてまず基本的な知識を身に着けておくこと。

HTMLやCSSな技術的な知識も大切ですが、それ以上に理解しておかなければいけないのは、ホームページは自分のビジネスにとってどのような活用することができ、そしてお客さんはどんな人が想定できるか、です。

ホームページを利用して集客し、成約につないで利益を得るのが目的であればなおさらこの点は理解しておかないといけません。

必要な要素を抑えよう

そもそも知識ゼロから自分でホームページを作り、ビジネスを成功させている人がほんの一握りです。

そのひと握りの人々でさえ、なぜ成功できたかというと時間をかけてひたすらホームページについて勉強し、制作だけでなく毎日の更新やSEO対策、広告なども展開している場合です。もしくは、そのビジネスに競合となる企業が全くなかったからというケースがほとんどです。

ただホームページを作っただけ、では成果は出ません。

ホームページはいわばお店の外装の部分、内装の部分であるマーケティング要素をしっかりと設計し、安定的に運用していかないと満足のいく成果は出ません。

必要な要素は広告戦略、キャンペーン、テキスト、コピーワーク、デザインなど、マーケティング周りです。このあたりの知識まで個人で勉強できる人はなかなかいないので、ここも自作ホームページのハードルの一つとなります。

大切なのは集客力

ホームページはどんなに見た目が悪くても、お客さんがたくさん集まってきて、それが売り上げにつながっているのなら、そのホームページは成功です。

逆にどんなに見た目がきれいで、動画を使った最新のデザインを使っていても、お客さんが誰も来なければ収入はゼロです。

つまり、ホームページでもっとも大切なのは見た目やデザインではなく、集客力があること。

この集客力の元となるのは、自ら展開するビジネスの中身とお客さんについて理解を深めることです。

ホームページ制作は一日にしてならず。作って終わりでもありません。毎日地道に活動してきましょう。