Indeedの掲載条件とは?採用・求人ページを無料で掲載するための6つのチェックリスト!
現在、人材市場は労働者の売り手市場になっており、企業はなかなか優秀な人材を確保することが難しくなっています。そのため、少しでも求職者との接点を増やしつつ、自社の魅力を伝えていきたいところです。
求職者との接点を増やす方法として、自社の求人ページをインターネット上に公開する方法がありますが、その他にも採用ページを有効活用する方法があります。それがIndeedとの連携です。
Indeedといえば、ワンピースの実写版CMを公開したことで最近話題になった求人情報検索エンジンです。月間1,200万人以上の利用者数を誇るこのサービスを有効活用して、自社の採用活動の武器としていきましょう。
そこで今回は、Indeedと自社の求人ページを連携させる方法についてご紹介していきます。
Indeedで採用・求人サイトを掲載するメリット
まずはIndeedで採用・求人サイトを掲載するメリットを簡単にご紹介いたします。
Indeedとは?
そもそもIndeedを知らない方のために、簡単な概要をご説明いたします。
Indeedは日本だけではなく、世界でも展開している求人検索エンジンサービスです。
求職者はIndeedにアクセスをして、「ITエンジニア」などのようなキーワードや、勤務地で検索をします。すると、キーワードに関連する求人情報が縦一列に並んで表示されます。
Indeedの通常の求人情報表示の仕様、デメリット
Indeedで求人情報を検索すると、1つのスペースに上から職種、企業名、勤務地、想定月収などが表示されます。
求職者は、その少ない情報から興味があるものをクリックすると、詳細な情報を閲覧することができます。
ただ、通常の求人情報表示では、募集概要や求める人材の内容が基本的に文章で記載されているため、視覚的に訴求することが難しい仕様になっています。
この状態を解消するのが、自社の求人サイトとの連携です。
無料でIndeedと自社の求人サイトと連携させることが可能
後半でご紹介する一定の条件や申し込みを完了させると、Indeedと自社の求人サイトを連携させることが可能です。
先ほど、求職者は詳細を確認するためにクリックするとお伝えしましたが、その遷移先がIndeedの簡素な画面ではなく、自社の求人サイトの画面となります。この訴求力の違いは大きいです。
Indeedで採用・求人サイトを掲載する(連携させる)ための条件
それでは、自社の求人サイトと連携させるためにはどうすれば良いのでしょうか?
まずは、Indeedが企業の求人サイトをクローリングする(見回りをする)仕組みを押さえておきましょう。
Indeedのクローリング
Indeedは、企業が費用を出して求人情報を掲載しているのではなく、求人情報に特化してサイト情報を集め、優先順位を付けて求職者に対して結果を表示しています。
そして、クローリングの際にはある一定の基準を満たしているかチェックをしています。
自社の採用・求人ページをIndeedのガイドラインに合わせる
そこで、Indeedがクローリングをする際にチェックしている観点をご紹介していきます。
自社の求人ページをIndeedに連携させるために必要な条件にもなりますので、現時点で条件を満たしているか確認していきましょう。
1. 採用・求人情報はHTML形式で表示
ホームページをパソコン上に表示させる際、HTMLのように文字として記載されていれば、検索エンジンは文字を認識して、求人ページの内容を判断していきます。
一方、PDFや図のように文字を認識できない場合は、ガイドラインに合わない仕様と判断されます。
2. 仕事内容や職種、勤務地の情報を多く記載
これは当たり前のことですが、求職者にとって有益な情報をしっかりと網羅して記載しているかチェックをしています。
業務内容に関わる情報が少ない場合、企業への信頼度が低下する恐れもあるため、ガイドラインに関わらず充実させるようにしましょう。
3. 1職種1勤務地1URLのルールに則って求人ページを作成
エンジニアやデザイナー、新宿と大阪など、職種や勤務地が異なる求人情報を1ページにまとめて記載していると、ガイドラインの条件を満たしません。
「エンジニア 新宿」に関する求人情報で1ページとなるように、集約せずに1つずつ区切ってページを作成していきましょう。
4. 求人情報に応募ボタンを設置
求人情報の中には、電話やメールで問い合わせを促す場合がありますが、Indeedではそれを良しとはしていません。
ページの中で「応募」ボタンをクリックすれば、申込みフォームに遷移する仕組みなどを取り入れている場合、この条件に合致します。
5. ユーザー登録をしなくても仕事の詳細閲覧や応募が可能
企業の中には、求職者情報を集めるために、IDやパスワードを発行して採用・求人ページへアクセスさせる仕組みを導入している場合もあります。
ただ、それでは応募への門戸を狭めていると判断されてしまうため、ユーザー登録を求職者がしていなくても不利になることはない設計にしましょう。
6. 求職者は無料で応募可能
企業のホームページに有料登録をしたユーザーのみ応募が可能としてしまうと、これもまた門戸を狭めていると判断されます。
Indeedへ申込
上記の条件を満たしていることが確認できたら、Indeedサイトにアクセスをして必要事項を送信します。
すると、Indeedからメールが返信されてくるため、メール内容に従って対応を進めていきましょう。
Indeedの仕組みを理解して採用・求人ページを掲載しよう
Indeedは無料で活用できる便利なツールです。
Indeedの仕組みを理解した上で、自社の採用・求人ページを連携させ、求職者への訴求力をアップさせましょう。